中国建国60年を記念して行われる大規模な軍事パレードには、各国の元首が参列。内外に”アジアの大国”を印象づける場となる。その大国・中国に今アメリカが急接近。背景には2兆ドルを超えた世界一の中国の外貨準備がある。その6割は米国債などのドル建て資産だと言われ、景気刺激策の財源の多くを米国債で調達するオバマ政権にとっては、この中国からの借金に頼らざるを得ない状況なのだ。そして、アメリカを始め世界経済の復活に中国の巨大市場は欠かせない存在となっている。爆発的な経済成長により影響力を増す大国中国。これから世界をどう変えていくのか。また、どのような責任を国際社会で果たしていくべきなのか。胡錦濤国家主席のブレーンのインタビューを交えながら探る。
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