日本にとって4大会連続のメダル、そして2大会連続の金メダル獲得に挑む女子マラソン。
ダイナミックなストライド走法の野口みずき選手、スパートの坂本直子選手、安定感の土佐礼子選手と、個性豊かな最強トリオが揃った。期待の一番手、世界選手権銀メダルの野口選手の日本人離れしたストライド走法は、マラソン界では”常識破り”のハードなウエイトトレーニングによるもので、地面を蹴る足の力は、高橋尚子選手を上回る。
彼女たちの前に立ちはだかるのは、驚異的な世界記録を持つポーラ・ラドクリフ選手(英)と、上り下りが激しくオリンピック史上、最も難しいと言われるアテネのコース。 3選手の走力を徹底的に分析するとともに、大会直前の練習に密着、メダル獲得への戦略に迫る。
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