九州・沖縄はすでに猛暑日も 台風3号今後の情報に注意を

21日の九州・沖縄はすでに猛暑日となっているところがあり、ほぼ全域に「熱中症警戒アラート」が出ています。
一方、20日に発生した台風3号は発達しながら沖縄の南を北上する見込みで、気象台は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
九州・沖縄は21日も午前中から各地で気温が上がっています。
午前11時半までの最高気温は▽宮崎県の美郷町南郷で36.3度、▽宮崎市で35.3度、▽大分県の佐伯市宇目と鹿児島県の肝付町前田で35.2度と、すでに35度以上の猛暑日となっています。
このあとも気温が上がり、日中の最高気温は▽鹿児島市と宮崎市で36度、▽福岡市と熊本市、それに那覇市で35度などと予想されています。
気象庁と環境省は、九州・沖縄のほぼ全域に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
◇我慢せずに冷房を適切に使用するほか、◇のどが渇いていなくても定期的に水分を補給するなど、熱中症への警戒を続けてください。
一方、フィリピンの東で20日発生した台風3号は、発達しながら沖縄の南を北上し、7月24日から25日ごろにかけて強い勢力で沖縄地方に接近するおそれがあります。
進路によっては沖縄地方の広い範囲で大しけとなるおそれがあるほか、先島諸島では暴風、大雨、高潮のおそれもあり、気象台は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
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