福岡市水道局 “業務委託した約22万件の個人情報流出か”

東京ガスの子会社のネットワークへの不正アクセスで個人情報が流出した可能性がある問題で、福岡市水道局は業務委託したおよそ22万4000件の個人情報が含まれていることを明らかにしました。
東京ガスは子会社のネットワークに不正アクセスがあり、取引先から提供された顧客の個人情報416万人分が流出した可能性があることを明らかにしています。
福岡市水道局によりますと、家庭などにつなぐ給水管の更新のための調査を委託していて、18日、会社側から個人情報が流出した可能性があると連絡があったということです。
流出した可能性があるのは、2020年度に委託した業務に関するもので、氏名や住所、水栓に関する情報など、およそ22万4000件に上るということです。
会社側は、これまでのところ、情報の流出や不正な利用は確認されていないとしています。
一方、情報が流出した詳しい経緯などは現在も調査が進められていて、福岡市水道局は再発防止に向けた対策の徹底を求めるとともに、対象となる市民への対応も会社側と連携し速やかに進めていきたいとしています。