県内は朝から激しい雨 土砂災害に厳重警戒 熱中症にも注意を

前線の影響で県内は2日朝も激しい雨が降り、降り始めからの雨量がところによって300ミリ近くに達するなど各地で地盤が緩んでいます。
引き続き、土砂災害に厳重に警戒してください。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部では大気の不安定な状態が続いていて、2日午前午前7時半ごろまでの1時間に糸島市で31.5ミリの激しい雨が降りました。
県内では6月29日の降り始めから2日午前11時までの雨量が八女市黒木町で288ミリ、久留米市の耳納山で239.5ミリ、柳川市で236ミリとなっています。
これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があるなど、各地で地盤が緩んでいるため引き続き、土砂災害に厳重に警戒してください。
一方、暖かい空気が流れ込んでいる影響で各地で気温が上昇していて、午前11時半までの最高気温は朝倉市で30.8度、宗像市で30.4度、大牟田市で29.9度とすでに真夏日になっているところがあります。
日中の最高気温は、福岡市と北九州市八幡西区、飯塚市、久留米市でいずれも32度と予想されていて、こまめに水分を補給しエアコンを適切に使用するなど熱中症対策を心がけてください。