福岡県内 28日昼すぎにかけ筑後地方で激しい雨のおそれ

九州北部では「線状降水帯」が発生するおそれはなくなりましたが、引き続き大気の状態が非常に不安定になっていて、県内ではこのあとしばらくは筑後地方で激しい雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。
気象台によりますと対馬海峡付近にある梅雨前線は今夜には九州北部地方に南下する見込みです。
九州北部で「線状降水帯」が発生するおそれはなくなりましたが、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定になっていて、県内では筑後地方で28日昼すぎにかけて雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあります。
また、26日午後5時の降り始めから28日午前11時までの雨の量は、久留米市で109ミリになっています。
気象台は、雨雲が予想以上に発達した場合は大雨警報を発表する可能性があるとして、引き続き土砂災害に十分注意するとともに、低い土地の浸水や川の増水、それに落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。