九州北部が梅雨入り 平年より13日 去年より19日遅い

福岡管区気象台はきょう午前「九州北部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
平年より13日、去年より19日遅い梅雨入りです。
福岡管区気象台によりますと九州北部は前線や湿った空気の影響でおおむね曇りで雨が降っているところがあります。
この先1週間も曇りや雨の日が多くなる見込みで気象台は17日午前11時半、「九州北部が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
平年より13日、去年より19日いずれも遅くなっています。
統計を取り始めた1951年以降、1969年と並んで4番目に遅い梅雨入りです。
梅雨入りについて福岡市中央区の50代の女性は「子どもの頃に比べて最近の梅雨は雨の降り方が強いので心配です」と話していました。
九州北部では前線や低気圧の影響で大気の状態が不安定になり、17日夜遅くから18日明け方にかけて雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。