博多祇園山笠に向けて縁起物の準備進む 福岡市 櫛田神社

博多伝統の夏祭り、「博多祇園山笠」を前に福岡市の櫛田神社では縁起物の準備が大詰めを迎えています。
福岡市博多区の櫛田神社では7月開催される博多祇園山笠に向けて参拝者に授与する絵馬や手ぬぐいなど8種類の縁起物とお守りの準備を進めています。
11日はみこたちが「お汐井てぼ」とよばれる身を清めるための砂をいれる竹製のかごに紙垂とよばれる紙をつけていました。
このほか、ことしの櫛田神社の飾り山笠の題材である源氏と平氏の戦いのいち場面が描かれた絵馬に神職たちがひもを通して完成させていました。
ことしの縁起物とお守りは観光客の増加を見込んで去年より1000個ほど多い、あわせておよそ1万個を準備するということで12日から販売されます。
ことし初めて作業にあたったみこの大河瑞穂さんは「無事に山笠ができたらという思いで奉製させていただきました。山笠は無病息災を祈るお祭りですのでみなさまに健康で過ごしていただきたいです」と話していました。