太宰府天満宮にアジサイ浮かべた「花手水」

太宰府市の太宰府天満宮で手や口を洗い清める鉢に色鮮やかなアジサイを浮かべた「花手水」がお目見えし、訪れた人たちが花々がみなもに揺らぐ涼しげな様子を楽しんでいます。
太宰府市の太宰府天満宮では、毎年、この時期に手や口を洗い清めるちょうずの鉢にアジサイの花を浮かべた「花手水」がお目見えします。
縦4メートル、横6メートルほどの一枚の岩でつくられた鉢には色とりどりのアジサイの花が浮かべられ、訪れた人たちは花々がみなもに揺らぐ涼しげな様子を写真に収めるなど楽しんでいます。
旅行情報誌「じゃらん」がことし2月に行った「行ってみたい花ちょうず」をインターネットでたずねるアンケート調査で、太宰府天満宮が全国1位に選ばれました。
熊本県の40代の女性は「華やかでありがたい気分になりました。参拝に来ましたが、アジサイまで見られていい観光になりました」と話していました。
太宰府天満宮の権禰宜、高山博子さんは「参拝に来られたみなさまの心が晴れやかになるようにという願いを込めて花手水を行っています。自然豊かな天満宮で、季節を感じてほしい」と話していました。
太宰府天満宮の花手水はアジサイを入れ替えながら今週末くらいまで楽しめそうだということです。