旧ビッグモーター街路樹枯死問題で古賀市が200万円余を請求

中古車販売会社旧「ビッグモーター」の古賀店の店舗周辺で街路樹が枯れるなどした問題で、古賀市は、土壌の調査費用などとしてあわせて200万円あまりを存続会社に請求したことを明らかにしました。
中古車販売会社旧「ビッグモーター」の全国各地の店舗前で街路樹が枯れていたり伐採されたりしていた問題では古賀店の南北にある市が管理する道路でも街路樹が枯れるなどの異変が見られ、市が土壌調査をした結果、除草剤に含まれる「グリホサート」という成分が検出されていました。
これについて古賀市は、会社側との協議が整ったことから5日付けで土壌の調査や植栽費用としてあわせて203万円あまりをビッグモーターから社名を変更した存続会社の「BALM」に、請求したことを明らかにしました。
旧ビッグモーターをめぐっては、大手商社の「伊藤忠商事」や投資ファンドなどが5月に設立した新会社の「WECARS」が中古車販売などすべての事業を引き継ぎ、存続会社の「BALM」が負債などの処理や、保険金の不正請求に関する損害賠償への対応にあたっています。