ソフトバンクの主軸 柳田悠岐選手が登録抹消 全治は約4か月

プロ野球・ソフトバンクの主軸の柳田悠岐選手が、右足の太ももの肉離れで1日、1軍の出場選手登録を抹消されました。
柳田選手は31日、福岡市のみずほPayPayドームで行われた広島戦に3番・指名打者で先発出場しましたが、3回裏の第2打席でセカンドゴロを打って一塁に走る際、右足の太ももの裏にあたるハムストリングを痛め、5回裏の次の打席には立たず、途中交代しました。
球団によりますと、柳田選手は佐賀市内の病院で診察を受けた結果、右足のハムストリングの肉離れと診断され、1軍の出場選手登録を抹消されました。
球団によりますと、全治はおよそ4か月で、柳田選手は今後、患部の状態を確認しながらリハビリをしていくということです。
35歳で外野手の柳田選手は、今シーズン30日まで47試合すべてに3番で先発出場し、▼打率はリーグ2位の2割9分7厘、▼打点もリーグ2位の35、▼ホームラン4本と、得点数、チーム打率いずれもリーグトップの強力打線を主軸としてけん引していました。
ソフトバンクは現在パ・リーグ首位ですが、小久保裕紀監督は、「打線を立て直す」と話していて、中心選手の離脱はチームの痛手となりそうです。
チームは柳田選手の離脱を受けて、支配下登録選手の契約を結んだ2020年のドラフト1位の外野手、佐藤直樹選手を1軍の出場選手に登録しました。