筑豊の名所や名物を切り絵で表現したカルタの大会 直方

筑豊の名所や名物を切り絵で表現したカルタを使って、直方市で子どもたちのカルタ大会が開かれました。
このカルタ大会はかつての炭鉱経営者の邸宅を活用した文化施設「直方歳時館」が、地元の切り絵作家が制作したカルタに親しんでもらおうと開きました。
この「ちくほう切り絵カルタ」は、筑豊の名所や名物などをテーマに読み札のことばや文を地元の人たちから集め、切り絵作家や愛好家グループがおよそ1年かけて絵札を完成させました。
19日は小学生10人あまりが参加してカルタ大会が開かれ、4、5人のグループが絵札を囲み、読み札が読まれると絵札を探しだして取りあげていました。
また、5メートルほど離れた場所に絵札を並べて取り合う競技も行われ、子どもたちが思いっきり走るなどして盛り上がっていました。
小学2年の女の子は「楽しかったです。1位になりたかったけど2位だったのでさみしかったです」と話していました。
また、小学4年の女の子は「筑豊のことを知ることができてよかったです」と話していました。