国籍やことばの壁を越えて理解を深める交流 久留米市で開催

国籍やことばの壁を越えて理解を深めようと、久留米市内で暮らす外国人と地元の人たちが歌や音楽などを通して交流する催しが開かれました。
久留米市内のホールで開かれた催しには、農業の実習生などとして働く6人のフィリピン人と地元の人たち、それに大学生など、およそ30人が参加しました。
はじめに、参加した人たちが進行役の指示に従ってグループを作るゲームなどをして交流を深めました。
そしてプロの演出家や音楽家の指導を受けながら、2人1組になって相手から趣味などを聞き取って相手のことを紹介する歌の歌詞を作り、完成した歌をそれぞれ披露しました。
催しに参加したフィリピン人の女性は、「とても楽しかった。またみんなで歌いたいです」と話していました。
また、地元の大学4年生の男性は、「外国の人たちとたくさん交流できて楽しかった。また機会があれば参加して交流を深めたい」と話していました。
この催しはことし7月までに3回開かれる予定です。