どんたくで博多松囃子がNHK来局

どんたくで博多松囃子がNHK来局

「博多どんたく港まつり」の最終日の4日、福岡の街を練り歩く「博多松囃子」の一行がNHK福岡放送局を訪れました。
最終日を迎えた博多どんたく港まつりの起源とされ800年余りの伝統がある「博多松囃子」の一行は、4日も福岡市の街を練り歩きました。
福岡市中央区のNHK福岡放送局にも、福神、恵比須神、それに大黒天の三福神にふんした人たちが馬に乗って訪れました。
局のロビーでは、笛や太鼓の音にあわせて、鮮やかなはかま姿の子どもが扇子を手に稚児舞を披露しました。
そして一行が「祝うター」と祝いのことばを述べると、竹添賢一局長が祝いの品として「一束一本」と呼ばれる半紙1束と扇子1本を手渡しました。
ことしは、新型コロナの影響で控えていた「振る舞い」が再開し、コロナ前のように日本酒やジュースなどでもてなしました。
舞を披露した小学6年生の友田凛さんは、「すり足を意識しました。緊張したけれど楽しかったです」と話していました。
見物に訪れた人は、「街にもしばらく新型コロナの影響があったので、にぎやかな雰囲気は平和だなと感じます」と話していました。