福岡県の人口北海道を抜き全国8位 一方で少子高齢化進む

去年の福岡県の総人口は推計で510万人余りで北海道を抜いて、全国8位でした。
一方、総人口に占める75歳以上の人口の割合は前の年よりも0.6ポイント上がるなど、少子高齢化が進んでいます。
総務省が発表した去年10月1日現在の人口推計によりますと、福岡県の総人口は前の年より1万3000人減少し、510万3000人でした。
減少はしたものの、全国では8番目の多さで北海道を抜いて前の年より順位が1つ上がりました。
県内では、▼福岡市を中心に転入者が増えるなど転入者数が転出者数を上回る「社会増」が続く一方、▼それを超える勢いで死亡数が出生数を上回る「自然減」が起こっていて全体としては総人口が減少する結果となっています。
一方、総人口に占める年齢別の人口の割合をみると、▼15歳未満は12.6パーセントと前の年より0.2ポイント下がり、▼75歳以上は15.2パーセントと前の年より0.6ポイント上がり、少子高齢化が進んでいます。
今回の結果について、福岡県は、「人口減少対策として引き続き、さまざまな少子化対策や雇用の場の創出、住みたいと思うまちづくりに取り組んでいく」としています。