”樹齢500年超” 県天然記念物の藤の花が見ごろ 福智町

福智町にある寺の境内で樹齢が500年を超えるとされる藤の花が見ごろを迎え、訪れた人を楽しませています。
藤の花が見ごろを迎えているのは藤寺の愛称で親しまれている福智町弁城にある定禅寺の境内です。
境内の中央にある「迎接の藤」と名付けられた藤の木は樹齢が500年を超えるとされ、県の天然記念物に指定されています。
木の枝はおよそ800平方メートルある境内いっぱいに広がっていて、長いものは1メートル50センチを超えるという花の房をたくさん下げて甘い香りを漂わせています。
寺の住職によりますとことしは花の数が多く、色も鮮やかで、今が最盛期だということです。
訪れた人は藤棚の下を歩きながら花を眺めたり、写真と撮ったりして楽しんでいました。
行橋市からグループで訪れた女性は「香りがよくてきれいでした」と話していました。
また、鞍手町から訪れた女性は「毎年ここに来て癒やされています」と話していました。
この藤の花は4月いっぱい楽しめそうだということです。