北九州 繁華街火災で最終的な鎮火確認 出火原因を詳しく調べ

20日北九州市中心部の繁華街で飲食店など8店舗ほどが焼けた火災で、消防は21日夕方最終的な鎮火を確認しました。
警察と消防は現場で検証作業を行うなどして火が出た原因を詳しく調べています。
20日午前9時すぎ、北九州市小倉北区魚町の繁華街で「配管から煙が出ている」などと消防に通報があり、火は複数の建物に燃え広がりました。
火は通報からおよそ7時間後の20日午後4時前にはほぼ消し止められましたが、消防はきょう重機を使って残り火がないか確認し、午後5時に最終的に鎮火を確認したということです。
消防によりますとこの火災によるけが人はおらず、現場ではおよそ350平方メートル8店舗ほどが焼けたということです。
警察と消防は現場で検証作業を行うなどして火が出た原因を詳しく調べています。
一方、現場では火災で焼けた店の関係者たちが被害の確認などを行っていました。
火災で焼けた建物の2階で飲食店を経営する荒木純吾(42)さんは、警察や消防の許可を得て店内の状況を確認したところ柱などが焼け天井は崩れ落ちていたということです。
荒木さんは「別の場所であった火災でこの場所に移転してちょうど10年目だったので落ち込んでいます。起こってしまったことはしかたないので乗り越えていきたいです」と話していました。