“鉄道から転換したBRTで地域盛り上げよう” 添田町で催し

鉄道から転換したBRT=バス高速輸送システムをいかして地域を盛り上げようと、沿線の添田町でタケノコ掘りを体験できる催しが開かれました。
この催しは、九州北部豪雨で被災したJR日田彦山線の一部区間が去年8月にBRTに転換したことを受けて企画されました。
BRTをいかして地域を盛り上げるのが狙いで、20日、バスがとまる駅前の広場に、家族連れなど10人ほどが集まりました。
そして、専用のくわを持って近くの山に入り、土の中から先が出ているタケノコを見つけては地元の人に教わりながら丁寧に掘り出していました。
タケノコ掘りを終えた参加者たちは再び広場に戻り、皮むきなどをしたあと、ごはんや白あえといった地元の人の手作りのタケノコ料理を味わいました。
北九州市から家族で参加した女性は「とても楽しかったです。料理はおいしいし、最高でした」と話していました。
また、催しの実行委員会の鶴田卓実さんは「BRTをきっかけに地域が頑張っていることを知ってもらい、まちづくりにいかしたい」と話していました。