九大跡地の再開発計画 18日に事業者を1つに絞り公表の方針

福岡市東区の九州大学箱崎キャンパスの跡地を中心とした大規模な再開発計画について九州大学などは18日午後、事業者を1つに絞り、公表する方針です。
新たな街作りとも言える異例の規模の再開発の概要が注目されます。
再開発計画は、移転に伴って閉校した九州大学箱崎キャンパスの跡地を中心に進められていて、敷地面積は合わせて50ヘクタールと、PayPayドーム7個分にあたり、都市部でのさら地からの開発計画としては国内最大級とされます。
この計画のうち、民間が担う分について事業者の公募が行われ、九州電力や九電工などのグループ、JR九州や西日本鉄道、西部ガスなどのグループ、それに地元の大手スーパーを中核とするトライアルのグループの少なくとも3陣営が応募しています。
九州大学などは、先端技術で街の機能を高め、省エネも実現する「スマートシティー」などの観点から提案の審査を進めていて、18日午後、事業者を1つに絞り、公表する方針で、新たな街作りとも言える異例の規模の再開発の概要が注目されます。