小倉西高校の福田果音選手がパリパラリンピック競泳代表に内定

競泳のパリパラリンピックで北九州市出身の小倉西高校3年生、福田果音選手が運動機能障害のクラスで新たに代表に内定しました。
パラ競泳の日本代表は3月の選考委員会までに18人が内定し、男女4人の選手について、障害の程度を決めるクラス分けが済んでいないなどとして保留扱いになっていました。
4人はその後、国際大会でクラス分けを受けるなど、出場資格を満たしたとして、パリパラリンピックの代表に新たに内定しました。
このうち北九州市出身の小倉西高校3年生で17歳の福田選手は運動機能障害のクラスで代表が内定しました。
福田選手は生まれたときから左腕のひじから先がない障害があり、小学1年生の時に水泳を始めました。
得意種目は平泳ぎです。
去年3月、国内の大会で100メートル平泳ぎの運動機能障害のクラスでアジア新記録をマークしたほか、10月に中国・杭州で開かれたアジアパラ大会では大会記録を更新し、金メダルを獲得しました。
パラリンピックは初めての出場です。
これでパラ競泳は男子12人、女子10人の合わせて22人の代表内定選手が出そろいました。