パラスポーツ選手発掘事業の開講式 福岡県が取り組み

パラスポーツ選手発掘事業の開講式 福岡県が取り組み

世界の舞台で活躍するパラスポーツ選手を発掘しようと、福岡県が取り組んでいるプロジェクトのことしの開講式が行われました。
このプロジェクトは、福岡県内でパラスポーツに興味を持つ小学6年生以上の人を対象に、世界の舞台で活躍できる選手を育成していこうとおととし始まりました。
14日の開講式では▼新たに2期生として選抜された13人と、▼1期生の中から強化選手に選ばれた6人に認定証が授与されました。
このあと、パラリンピック競泳の金メダリストで日本パラリンピック委員会委員長の河合純一さんが講演を行い、「できないことにとらわれず自分の障害を理解し勇気と意志を持って夢に向かって頑張って欲しい」と激励しました。
プロジェクトでは陸上競技や車いすテニスなど7種目の競技が対象で、受講生たちはこれから3年の育成期間でまずは全国大会や国際大会での上位入賞を目標に活動します。
最年長の52歳でボッチャ競技に取り組む柴田あゆみさんは「いまはドキドキワクワクしています。4年後のロサンゼルスのパラリンピックを目指します」と話していました。
またバドミントンに取り組む高校3年生の中村鈴さんは、「強化選手に選ばれたので今まで以上に練習を頑張って、世界で活躍できる選手になりたい」と話していました。