第7管区海上保安本部 新本部長着任「基盤の保安業務的確に」

九州北部と山口県西部の海域を管轄する第7管区海上保安本部の新しい本部長に倉田雄二氏が着任し、「船舶交通の安全確保や治安の維持など、基盤となる海上保安業務を的確に実施したい」などと抱負を述べました。
倉田氏は、長崎県出身の57歳。
▼東北地方の海域を管轄する第2管区海上保安本部の次長や▼新潟、富山、石川の海域を管轄する第9管区海上保安本部の本部長を務め、今月1日付けで、第7管区海上保安本部の本部長に着任しました9日の会見で倉田本部長は「船舶交通の安全確保や治安の維持、海難への対応など基盤となる海上保安業務を的確に実施していきたい」と述べました。
そして管轄する海域が中国や韓国、北朝鮮と近いことから警備などについても重要課題だとしたうえで「相次ぐ北朝鮮による弾道ミサイル発射にもしっかりと対応して地域の皆様の安心と安全に役立っていきたい」と述べました。
また、海上保安庁の大型無人航空機「シーガーディアン」の運用拠点が来年度から北九州航空基地に移転することについて「北九州で受け入れる中で準備することもあると思うので対応していきたい」と述べました。