福岡市東区 アイランドシティに”九州最大”物流施設が完成

博多湾の一部を埋め立てて整備された福岡市の「アイランドシティ」に、九州最大とされる物流施設が完成しました。
この物流施設は、東京の大手不動産会社などが、博多湾の埋め立て地で、福岡市東区にある「アイランドシティ」に建設しました。
施設は地上6階建てで、敷地面積はおよそ3万9000平方メートル、延べ床面積は14万8000平方メートル余りあります。
会社によりますと、延べ床面積では九州最大だということです。
施設内には幅3.5メートル、奥行き4.5メートル、高さ3メートルの大きさのエレベーターがあり、まとまった荷物を速やかに移動させることができるということです。
また、職場環境の改善に向けて、働く人が休憩時間を快適に過ごせるよう、ラウンジもそれぞれの階に設けられています。
施設内の20区画のうち、すでに19区画が契約済みで、インターネット通販の商品を取り扱う運送会社などの入居が決まっているということです。
大手不動産会社、東京建物の黒木英登課長は「EC=ネット通販などの消費活動の変化で、物流会社の荷物の動き方も変わってきている。これに対応しようという物流企業のニーズに応えていきたい」と話していました。