台湾東部沖大地震の被災者を支援 県庁で義援金の受け付け開始

3日、台湾東部沖で発生した大地震を受けて福岡県は被災者を支援しようと県庁で義援金の受け付けを始めました。
3日午前、台湾東部の花蓮県沖で発生した地震で、台湾当局によりますとこれまでに9人が死亡、1000人以上がけがをし、観光地などでまだ連絡がとれていない人が40人あまりいて、所在の確認を急いでいます。
福岡県は被災者を支援しようと4日から県庁1階のロビーに募金箱を設置しました。
服部知事は「台湾と福岡は経済や文化、スポーツなどさまざまな分野で幅広く交流が行われていて、人や物の行き来も活発だ。どうか県民の皆さんの温かい思いと支援の手を台湾の皆さんに差し伸べていただきますようご協力よろしくお願いします」と呼びかけました。
そして、県の職員や県庁を訪れた人たちが次々に募金をしていました。
募金箱は県庁のほか県のパスポートセンターなどあわせて6か所に設置され5月7日まで受け付けます。
また、福岡市も市役所や各区役所に4日から募金箱を設置していてこちらは4月30日まで受け付けています。