福岡県警察学校で新人警察官の卒業式 27人が各警察署に配属

福岡市の県警察学校で新人警察官の卒業式が行われ、半年間の学びを終えた27人が各警察署に配属されました。
卒業式は福岡市中央区の県警察学校で行われ、去年10月に採用された27人が出席しました。
新人警察官たちはこの学校で半年にわたって法律や犯罪捜査の手法などを学んだということで、式では、代表が卒業証書を受け取りました。
そして、県警察本部の岩下剛本部長が「県民の安全安心のためにみずから考えて動くにはこれからもっともっと成長する必要がある。みずからの価値を高める努力をしていただきたい」と訓示しました。
これに対し、藤井祥子巡査(25)が「ひたむきに、誠実に職務に励み、警察人生を全うすることを誓います」と抱負を述べました。
卒業式を終えた27人はさっそく県内12の警察署に配属され、警察官としての新たな一歩を踏み出しました。
久留米警察署に配属された林優希巡査(24)は「将来は機動隊員になり、災害現場で1人でも多くの被災者を救助したい」と話し、八幡西警察署に配属された稲田美優巡査(23)は「女性や高齢者、子どもを狙った犯罪を未然に防ぎたい」と話していました。