小郡市で新たな「かも料理」試食会 かも料理のおいしさPR

地域の伝統料理、「かも料理」を生かした地域おこしに取り組む小郡市で、新たなかも料理が完成し、関係者が参加して試食会が行われました。
豊かな水辺に恵まれた小郡市は、多くの「かも」の飛来地になっています。
このため、江戸時代からかも料理が地域の伝統料理として受け継がれていて、近年では、かもを使った特産品の開発や地域おこしに取り組んでいます。
27日は加地良光市長など関係者が参加して、かもを使った新作料理の試食会が行われました。
披露されたのは、全国の若手料理人が開発した、「とうがらし黒酢ソースのかものたたき」と「小郡産のまがもといちごのくん製」、それに「小松菜とかもみその卵焼き」の3品です。
試食会に参加した人たちは、料理人の説明に耳を傾けながら一品一品、丁寧に味わっていました。
料理を試食した加地市長は、「小郡市の食文化を新しく彩ってくれると思う。ぜひ、多くの人たちにかもの街・小郡に来てもらい、いろんな店で、かも料理を味わってもらいたい」と話していました。
小郡市では、これら新作料理などのレシピをまとめた冊子を3000部発刊し、市内の観光施設などで配布して小郡のかも料理のおいしさをPRすることにしています。