北九州市立大学で学位授与式 卒業生1400人余新たな一歩

北九州市立大学の学位授与式が25日小倉南区のキャンパスで行われ、卒業生1400人余りが新たな一歩を踏み出しました。
今年度に北九州市立大学を卒業するのは学部生と大学院生あわせて1485人で、式典では学生の代表に柳井雅人学長から学位記が授与されました。
このあと、柳井学長が「皆さんには時代を読む力を育んでもらいたい。迷うときは北九州市立大学で学んだ事柄に立ち返るとともに過去の自分と対話し、先輩や同僚の知恵を借りながら新しい局面を切り開いてもらいたい」と述べました。
卒業生代表の永野実慶さんは「コロナ禍における大学生活はさまざまな試練や挑戦に立ち向かう成長の場でした。自分自身だけでなく周りの人たちや社会にも肯定的な影響を与えることができる人間として成長し続けます」と謝辞を述べました。
法学部を卒業した女子学生は「学生生活が終わるので悲しい気持ちとうれしい気持ちがあり複雑です。社会人になりこれからは責任が伴うのでがんばりたいと思います」と話していました。