純真短期大学が学生の募集を停止・閉校へ 定員割れなど理由に

福岡市で初めての女子短期大学としておよそ70年前に開校した純真短期大学が定員割れなどを理由に新年度・4月の入学者を最後に学生の募集を停止することになりました。
純真短期大学は1957年に福岡市で初めての女子の短期大学として開校しました。
50周年を迎えた2007年には男女共学に移行し短期大学によりますとこれまでにおよそ1万4000人の卒業生を輩出してきました。
しかし、少子化の影響や4年制大学志向の高まりなどで入学希望者が減少し、今年度と新年度は入学者が定員のおよそ6割にまで落ち込んだため、2月20日に理事会などで募集停止を決めたということです。
短期大学は4月入学する新入生を含めた在校生が全員卒業したあと閉校するということです。
短期大学を運営する純真学園は「卒業まで全ての学生に対する学校生活、教育、資格取得、就職などの援助について従来通り教職員一同全力を挙げて取り組む所存です。ご理解賜りますようお願い申し上げます」とコメントしています。