福岡の水族館にペンギンやアザラシを間近で見られる新エリア 

福岡市の水族館にペンギンやアザラシを間近で見られる新しいエリアが19日にオープンし、さっそく動物たちが愛らしい姿を見せています。
福岡市東区の水族館、「マリンワールド海の中道」は4月に開館から35年を迎えます。
これにあわせ、一部のエリアが新しく整備され、きょうオープンしました。
このうち、新しいペンギンのエリアは、生息地のひとつ、南アフリカのビーチを再現していて、砂浜で羽繕いするようすや、プールで泳ぎ回るようすをガラス越しに観察できます。
また、ペンギンたちが鳥舎に帰る時間帯にはよちよちと歩く姿を間近で見ることもできます。
このほか新たに設けられたステージも動物たちとの距離が近いのが特徴です。
19日はアザラシが登場し、観客の目の前で地面をはって動き回ったり前足を振ったりして愛らしい姿を見せていました。
福岡市の6歳の男の子は「アザラシがイモムシみたいに動いていた。イベントが学びになってうれしいです」と話していました。
また、子どもと訪れた40代の父親は「動物たちを近くで見ることができて子どもたちも喜んでいます」と話していました。