西鉄天神大牟田線「試験場前駅」→「聖マリア病院前駅」に変更

久留米市にある西日本鉄道の天神大牟田線の「試験場前駅」の駅名が「聖マリア病院前駅」に変更され、関係者が出席して記念の催しが行われました。
西鉄天神大牟田線の「試験場前駅」は、西鉄の前身の九州鉄道時代の昭和8年に開設され、駅の近くに福岡県の工業試験場があったことから名づけらました。
昭和53年に試験場が閉鎖されたあとも、40年以上にわたって使い続けられてきましたが、実態にあった駅名への変更が検討され、近くにある総合病院の名称にちなんで「聖マリア病院前駅」に変更されることになりました。
16日は西鉄や病院の関係者などおよそ300人が参加して記念の催しが開かれ、テープカットなどを行って駅名の変更を祝いました。
このあと、病院から駅に、車いすや血圧計など医療機関ならではの品が贈られました。
また、駅を訪れた人たちに試験場前駅と聖マリア病院前駅の新旧のきっぷをセットにした記念シートがプレゼントされました。
駅を訪れた人たちは、「聖マリア病院を身近に感じているので駅名変更は大歓迎です」とか、「試験場を見たことがないのでこの駅名のほうがしっくりきていいと思う」と話していました。