大牟田市の病院がクラウドファンディングで救急車購入

大牟田市にある病院が、インターネットを通じて個人から幅広く資金を募る「クラウドファンディング」で救急車を購入し、15日お披露目が行われました。
新しい救急車のお披露目は大牟田市にある済生会大牟田病院で行われました。
病院の関係者などおよそ30人が集まり、神事のあとテープカットをして、納車を祝いました。
この救急車の購入資金は、インターネットを通じて個人から幅広く資金を募る「クラウドファンディング」で集められました。
これまでの救急車が導入から25年ほどがたって古くなったため、寄付を呼びかけたところ、全国の425人から、目標額の1300万円を上回る1730万円余りが寄せられたということです。
新しい救急車は、振動を抑えられるベッドを備えているほか、必要に応じて吸引器やAEDなどを使った医療行為も行えるということです。
病院の稲吉康治院長は、「皆さまの温かい心に感動しています。救急車は病院間の患者の搬送に使いたい」と話していました。