SNSのうその投資話で2800万円被害 筑紫野の79歳男性

筑紫野市に住む79歳の男性が、SNSを通じてうその投資話を持ちかけられおよそ2800万円をだまし取られていたことがわかりました。
警察は詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと、ことし1月、筑紫野市の79歳の男性がインターネットで株の投資に関する広告をクリックしたところ、SNSグループに誘導され、投資家のアシスタントだと名乗る人物から「資産を倍にできる」と株や金についてのうその投資話を持ちかけられました。
話を信じた男性が現金を振り込むと、「利益が出ている」と伝えられたうえで、出金のための手数料や、所得税などの名目でさらに入金が必要だと言われ、ことし1月から3月1日にかけて11回にわたり、あわせておよそ2800万円をだまし取られたということです。
不審に思った男性が11日、警察に相談して被害が発覚しました。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに、SNSでの投資話は詐欺だと疑ってほしいと注意を呼びかけています。