看護専攻の高校生が救命士から応急手当の方法学ぶ講習会 飯塚

飯塚市の高校で看護を専攻する生徒が消防の救急救命士や救急隊員から応急手当の方法を学ぶ講習会が開かれました。
飯塚市の近畿大学附属福岡高校で開かれた講習会では飯塚消防署の救急救命士と救急隊員が講師を務め、看護を専攻する1年生36人が参加しました。
生徒たちは周りの手拍子にあわせて正しいテンポで人形の胸を圧迫して行う心臓マッサージや、心臓が止まった人に電気ショックを与えて動きを正常に戻すAEDの使い方を学びました。
また、食べ物をのどに詰まらせた際の対応について生徒たちが背中をたたく方法や、背中側から抱きかかえて腹部を突き上げる方法などを学びました。
参加した生徒は「倒れている人を見かけたら自分が一歩進んで行動したいと思いました」と話していました。
飯塚消防署の救急救命士、杉山修司さんは「応急手当を普及させて助かる命を助けていきたい。素早い対応や119番通報をお願いしたい」と話していました。