北九州市立中学校で卒業式 計約7500人が学びやをあとに

北九州市の市立中学校でいっせいに卒業式が行われ、生徒たちが新たな一歩を踏み出しました。
このうち八幡西区にある則松中学校では142人が卒業を迎えました。
式では全国大会で2連覇を果たした市内唯一の箏曲部が奏でる箏の音が流れるなか一人ひとりに卒業証書が手渡されました。
そして江口満校長が「緊急事態宣言などの困難に対しても君たちは立ち止まることなく挑戦を続けた。皆さんの活躍に心から感謝したい」と述べ、コロナ禍のなかで中学校生活を送った生徒たちをたたえました。
卒業生を代表して上村龍臣さんが答辞を行い、「何気ない日々がとても大切な思い出であり、私たちの青春だったと気づきました。一人ひとりが夢に向かい諦めずに突き進むことを誓います」と述べました。
最後にこの日のために練習してきた校長のピアノ伴奏に合わせて卒業生全員で歌を合唱し、仲間や恩師との別れを惜しみました。
北九州市では8日、62の市立中学校で卒業式が行われ、合わせておよそ7500人が学びやをあとにしました。