インフルエンザと溶連菌感染症の一種は引き続き警報レベル

福岡県は直近1週間に確認された感染症の感染者数を発表し、インフルエンザと「溶連菌感染症」の一種の2つの感染症は引き続き警報レベルとなっています。
県は手洗いや適切なマスクの着用などを呼びかけています。
福岡県は新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症の発生動向について、2月26日から3月3日までの1週間に定点把握された感染者数を発表しました。
このうち、インフルエンザの感染者数は3167人で前の週より1611人減少しました。
1医療機関あたりの平均は15.99人で、前の週の0.66倍に減少しましたが県は15週連続で「インフルエンザ警報」を出し、警戒を呼びかけています。
また、主に子どもが感染し発熱やのどの痛みなどの症状が出る「溶連菌感染症」の一種、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1医療機関あたりの平均が6.73人で前の週の1.10倍となり、県は7週連続で警報を出して警戒を呼びかけています。
新型コロナの感染者数は1043人で、前の週より287人減少しています。
1医療機関あたりの平均は5.27人と前の週の0.78倍に減少しています。
福岡県は「インフルエンザなど警報レベルの感染が続いているので、手洗いやうがい、適切なマスクの着用などをしっかりと行って欲しい」と呼びかけています。