西鉄14年ぶりの新駅「桜並木駅」 報道関係者に公開

西日本鉄道が西鉄天神大牟田線に14年ぶりに設ける新駅、「桜並木駅」の駅舎が5日、報道関係者に公開されました。
桜並木駅は西鉄天神大牟田線の雑餉隈駅と春日原駅の間に3月16日に開業する西鉄として14年ぶりの新駅です。
開業を前に、5日は報道関係者に駅舎が公開されました。
駅舎の外壁や内装は白、黒、グレー、それに緑の4色で彩られていて、こうした内装や掲げられている運賃表などには駅名にちなんで随所にサクラのモチーフが施されています。
また、高架化して作られた駅の特徴を生かして、2階の改札階は天井を作らずに配管やコンクリートをむき出しにしたデザインとなっています。
このほか、駅の1階と2階には店舗などのテナントも入る予定だということです。
西日本鉄道の連立工事事務所の田代想さんは「駅周辺の交通渋滞は高架化したことで目に見えて渋滞が減っていてうれしく思う。駅を作っておしまいではなく駅の中に店舗が入ったり周辺の開発が進んだりといろいろな形での盛り上がりを期待したい」と話していました。