災害に備え県と筑後地区4市町の社会福祉協議会が協定

災害が発生した場合に、被災地への迅速な支援活動につなげようと、福岡県や筑後地区の4市町の社会福祉協議会が協定を結びました。
災害時相互支援協定を結んだのは、福岡県社会福祉協議会と筑後市、大川市、そして大木町、広川町の社会福祉協議会です。
3日、筑後市総合福祉センターで締結式が行われ、それぞれの社会福祉協議会の会長が協定書に署名しました。
今後、協定を結んだ4つの市や町で災害が発生した際に、社会福祉協議会が担うボランティア支援や福祉サービスなどで▽職員の派遣や▽被災状況の把握、▽備蓄品の提供などを相互に行い、よりスムーズで迅速に被災地支援にあたることができるということです。
協定を結んだ社会福祉協議会のうち、筑後市社会福祉協議会の坂井明子会長は「1つの社会福祉協議会ではできないことが協力することで可能になり、市民のニーズに応えられると思います。災害はいつ起きるか分からないので、日頃から互いに情報交換をしてネットワークを充実させていきたいです」と話していました。