北九州出身 つるの剛士さんが子育てを語るイベント

北九州市出身のタレントで自身が2回の育児休業をとったつるの剛士さんが子育てについて話すイベントが大野城市で開かれ、「育児休業をただの思い出づくりにせず、いちから全部やってほしい」と訴えました。
北九州市出身のタレントで5人の子どもを育てるつるの剛士さんは、男女共同参画を推進するイベントに招かれ、会場となった「大野城まどかぴあ」には子どもを連れた子育て世代など350人あまりが集まりました。
つるのさんはこの施設の館長でフリーアナウンサーの林田スマさんと対談しました。
つるのさんは、自身が2回、育児休業をとった経験や苦労にふれながら、「男性の育児休業の本質は取得率ではなく家事や育児をちゃんとやるかどうかだ。ただの思い出作りにせず、いちから全部やってほしい」と訴えました。
そして、つるのさんと地域で子ども食堂などに取り組むメンバーとのトークショーでは、それぞれが、子育ては親をはじめ当事者だけではなく社会全体で関わることが大切だと話していました。
1歳の娘とともに参加した母親は「育休をとるだけでなく育児や家事の苦労を実際に経験しないといけないという話に共感しました」と話していました。
イベントを主催した団体の村田柳子さんは「女性だけではなく、男性、若い人、お年寄り、社会みんなで子どもを育てていこうと思ってもらいたい」と話していました。