パリパラリンピック開幕まで半年 福岡ゆかりの選手活躍に期待

パリパラリンピックの開幕まで28日で半年です。
福岡ゆかりの選手たちの連続のメダル獲得など活躍に期待がかかります。
パリパラリンピックは、新型コロナの影響で、東京大会の開催が史上初めて1年延期されたため、3年の間隔で開催され、8月28日に開会式が開かれ、9月8日までの12日間の日程で行われます。
パラバドミントン車いすのクラス、男子シングルスでは、東京大会で金メダルを獲得した福岡市出身の梶原大暉選手が連覇を狙います。
今月の世界選手権で連覇を果たし、パリ大会の出場権獲得に向け大きく前進し、国際大会107連勝と圧倒的な強さを見せています。
梶原選手は「シングルスでの2連覇を目指し、ダブルスでも金メダルをとりたいと思っている。2冠を達成したい」と意気込んでいます。
マラソン女子、視覚障害のクラスの道下美里選手は太宰府市在住で、2016年のリオデジャネイロ大会で銀メダル、3年前の東京大会で金メダルを獲得しています。
道下選手は「後悔のない毎日を送りながら、パリ大会でしっかりここまでやれたとほめられる自分になっていたい」と話していて、3大会連続の活躍が期待されます。
一方、初出場を狙う選手で注目の1人が小倉西高校2年生でパラ競泳の福田果音選手です去年10月のアジアパラ大会で金メダル1つ、銅メダル2つを獲得し、2月出席した「北九州市民スポーツ賞」の表彰式では、「来月はパリパラリンピックの選考会があるので応援してくださる皆さんの気持ちを感じて全力でがんばりたいです」と話しています。