政治に興味を持って 糸島市議会で高校生が議員と意見交換 

若い世代に政治への興味を持ってもらおうと糸島市が市議会に高校生を招き、議員との意見交換会を開きました。
14日、糸島市議会の議場を訪れたのは糸島高校の1年生と2年生あわせて14人です。
糸島市庁舎は老朽化で建て替えられことし1月から新庁舎の運用が始まったばかりで14人の議員が真新しい議場で生徒たちを迎えました。
生徒たちは3つのグループに分かれて日ごろから疑問に思っている課題について意見発表を行いました。
このうち1つのグループは通学路が狭いと訴え、朝の通学時間帯は高校周辺の道路を一方通行にして欲しいとか車の通行を制限するスクールゾーンに認定して欲しいなどと要望しました。
ほかのグループも現在は日中に行っているゴミの収集を夜間に行って欲しいとか海沿いに新たな観光スポットを設置して欲しいなどといった意見を伝えていました。
参加した2年生の上野蒼依さんは「通学の事故を防ぐというのは大事なことなので、議員に知ってもらって対策ができたらと思いました。成人したらまず選挙に参加したいと思います」と話していました。