新福岡県立美術館整備 大学生が事業の愛称・ロゴマーク考案

福岡市の大濠公園で予定されている「新福岡県立美術館」の整備事業をPRしようと、大学生たちが考えた事業の愛称とロゴマークが発表されました。
「新福岡県立美術館」は、令和11年度の開館を目指して大濠公園の南側で整備が予定されていて、整備段階から新たな美術館をPRしようと大学生たちが事業の愛称とロゴマークをつくりました。
愛称は「大濠STARTPROJECT」で「始動・始まり」という意味に加え、「ART」の文字を含み「新しいアート活動の始まり」という意味も込められています。
また、ロゴマークは大濠公園の大池と、愛称の頭文字「O」「S」「P」をモチーフにしていて、不規則な形が重なることで美術館整備の活動が本格的に動き出す「胎動」を表現しています。
制作にあたった学生のひとりで九州産業大学芸術学部4年生の田中駿也さんは「大濠公園の大池の青と周りの木々の緑の中間色で、みなさんに愛着と関心を持ってほしいという願いを込めました」と説明していました。
福岡県の服部知事は、「ロゴマークは若々しくみずみずしい感性がそのまま表現されていて大濠公園の大きな池からいろいろな動きが湧き出し様々な人々や分野に広がっていく思いを抱かせてくれます」と話していました。