”警察官の外国人対応スキルアップを” 田川警察署が訓練

新型コロナの5類移行で日本を訪れる外国人が増えるなか、外国人に対応する警察官のスキルアップを図ろうという訓練が田川市で開かれました。
この訓練は田川警察署が開き、地域課の警察官などおよそ40人が参加しました。
訓練は外国人が財布を落として交番に相談に来たという想定や道を尋ねて来たことを想定して行われ、警察官は多言語の翻訳機能がある専用の端末を使って対応にあたりました。
このうち、落とし物の届け出の想定の訓練では対応にあたった警察官がイラストや外国語が書かれたボードや専用の端末を使って財布の特徴や内容などを確認して受け付けをしていました。
また、道案内の訓練では外国人役の学生が中国語で話しかけると警察官がパネルや端末を使って行きたい場所を確認して道順を伝えていました。
田川警察署の大場孝志副署長は「田川警察署管内でも非常に外国の人が増えていますので、そういった人たちに適切に対応できるように取り組んでいきたい」と話していました。