地元の小学生に先端技術に触れてもらう特別授業 九州工業大学

子どもたちにAIやロボットなどの先端技術に触れてもらおうと北九州市の九州工業大学で、地元の小学生を招いて特別授業が行われました。
5日は北九州市若松区の「ひびきの小学校」の6年生30人が九州工業大学のキャンパスを訪れ、学生の案内で介護現場での活用を目指して開発が進められているロボットなどを見て回りました。
このなかでは、利用者が進みたい方向に顔を向けるだけで自動で方向転換する「AIロボット歩行器」や、人間の手の動きを認識して物をつかむことができるロボットアームなどが紹介されました。
子どもたちは実際に使ってみるなどして、先端技術に触れていました。
参加した児童の1人は「人の役に立つロボットを作ってみたいと思いました」などと話していました。
案内役を務めた九州工業大学の学生は、「早いうちに大学の技術に触れることで興味を持ってもらい、将来活躍するような技術者になってほしいです」と話していました。