大川市 国の重要文化財 昇開橋から夜空にランタンを

大川市の筑後川にかかる国の重要文化財の昇開橋で27日夜、夜空にカラフルなランタンを浮かべるイベントが開かれ、訪れた人たちが幻想的な雰囲気を楽しみました。
このイベントは筑後川の魅力を生かしたにぎわいづくりに取り組む大川市が初めて開きました。
27日は訪れた市民らが、用意された高さ40センチほどのランタンに「野球が上手になりますように」とか「子どもたちが幸せでありますように」などと願い事を書いたり、「石川復興がんばれ」といった能登半島地震の復興に向けたメッセージを書いたりしました。
ランタンはガスで浮くようになっていて、辺りが暗くなると昇開橋の上から一斉に夜空に浮かべられました。
橋の上は青や緑など色とりどりのおよそ550個のランタンとライトアップの光によって幻想的な雰囲気に包まれ、訪れた人たちは写真を撮るなどして楽しんでいました。
熊本市から訪れた親子は「ライトアップされた昇開橋がきれいで感動しました」と話していました。
また、柳川市から訪れた親子は「ランタンがきれいですごくよかったです。ランタンは持って帰って部屋に飾りたいです」と話していました。