飯塚市で更年期の健康づくりを学ぶ講演会 

更年期の症状への対応や、睡眠不足の防止といった健康づくりについて学ぶ講演会が飯塚市で開かれました。
この講演会は40代から50代にかけての更年期世代に健康づくりを学んでもらおうと飯塚市が開き、市民などおよそ170人が集まりました。
はじめに飯塚市の藤江美奈副市長が「更年期に関する正しい情報を知ることで予防や早めの対処について認識を深めてもらいたい」とあいさつしました。
講演会では昭和大学の有馬牧子准教授が「更年期は女性だけではなく男性にもあり、めまいや疲労感などの不調が起きる。40代以降にこれまでと違う症状が起きた場合などは早めに周囲の人に相談したり、病院を受診したりしてほしい」と話しました。
続いて立命館大学の枝川義邦教授が睡眠不足の防止について、「睡眠時間だけではなく、質を向上させること、部屋の明るさに気をつけて昼と夜のメリハリをつけることが大切だ」と話しました。
講演をきいた40代の女性は「更年期の世代に入ってくるのでとても参考になった。自分の体を知ることが大事だと思った」と話していました。