ペルーの郷土料理が給食に パラリンピックでつながった大川で

東京パラリンピックでホストタウンを務めるなど南米のペルーとつながりがある大川市でペルーの郷土料理が学校給食として提供されました。
大川市では東京パラリンピックでペルーの共生社会ホストタウンに登録されたのを記念して協定を結んだ1月27日に合わせて2年前からペルーの郷土料理が学校給食として提供されています。
26日は、大川市の全ての小中学校にあたる10校でペルー料理が提供され、牛肉と野菜を炒めたトマト風味の「ロモ・サルタード」とあっさりとした鳥肉のスープ「カルド・デ・ガジーナ」の2品が児童や生徒たちにふるまわれました。
このうち、田口小学校には、倉重良一市長と教育委員などが訪れ、6年生43人と一緒にテーブルを囲みました。
給食を味わった6年生の男子児童は「日本の料理の味と似ていておいしかったです。サッカーを習っているので、ペルーの人とサッカーをしてみたいです」と話していました。
また、女子児童は「お肉の炒め物がおいしくて好きでした。冬休みにペルーについて勉強してペルーの人たちの身近な暮らしが分かったので、将来、行ってみたいです」と話していました。