個人情報漏えい新たに2万9千人余 県委託コールセンター業務

福岡県は委託した自動車税のコールセンター業務に関して新たに2万9100人あまりの個人情報が漏えいしたと確認されたと発表されました。
これで、あわせて16万2800人あまりの個人情報の流出が確認されたことになります。
NTT西日本の子会社の元派遣社員がおよそ900万件の顧客情報を不正に流出させた問題で、去年11月、福岡県が委託した自動車税のコールセンター業務に関して13万3655人の個人情報が流出したことが明らかになっています。
県は17日、新たに2万9173人の個人情報が漏えいしたと確認されたと発表しました。
漏えいしたのは納税者の名前や電話番号、郵便番号、住所、年齢、それに生年月日で、県は対象者におわびのはがきを発送することにしています。
これで、県内ではあわせて16万2828人の個人情報の流出が確認されたことになります。
県によりますと、これまでに337件の相談が寄せられていますが、被害の情報は入っていないということです。