大刀洗町長選挙 現職の中山氏のほか立候補なく無投票で再選

任期満了に伴う大刀洗町の町長選挙が16日告示され、無所属で現職の中山哲志氏のほかに立候補の届け出はなく、中山氏が無投票で2回目の当選を決めました。
中山氏は福智町出身の57歳。
福岡県の職員を経て、2度にわたり大刀洗町の副町長を務め、前回の令和2年の町長選挙で初当選しました。
大刀洗町は人口1万6000あまり。
近年、度重なる大雨被害の減災・防災対策や、基幹産業の農業の振興、それに過疎高齢化による空き家対策などが課題になっています。
2回目の当選を決めた中山氏は、「1期目はコロナ禍への対応と災害対応、物価高騰対策に終始した4年間だった。2期目は財政の健全化、子育て支援、健康づくりや地域づくり始め、いろんな重要施策を着実に前進させていくとともに大刀洗町はこの7年間で6回、水害に遭っているので、防災力強化など、これから一つずつ取り組んでいきたい」と述べました。