福岡市で成人の日に「はたちのつどい」 約1万人の門出を祝う

成人の日の8日、福岡市では20歳を迎えた若者たちおよそ1万人の門出を祝う式典が開かれ、未来を担う若者たちが抱負を述べました。
県内では成人の日の8日までの3連休、20歳を祝う式典が各自治体で行われています。
このうち、福岡市では8日、博多区のマリンメッセ福岡で「はたちのつどい」と題した式典が開かれ、去年4月2日からことし4月1日までに20歳を迎えるおよそ1万人が振り袖やスーツ姿などで出席しました。
式典ではまず、能登半島地震の犠牲者を悼んで全員で黙とうをささげたあと、福岡市の高島市長が「成功の反対は挑戦しないことです。失敗してもいいのでどんどんチャレンジをしてください」と参加者を激励しました。
これに対して、参加者を代表して森魁人さんと田鍋実花さんが「これまで私たちの成長に関わってくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、自分の夢に向かって努力を惜しまないことを誓います」と述べました。
このあと、参加者たちは友人との久しぶりの再会を楽しんだり、一緒に記念写真を撮ったりして新たな門出を喜んでいました。
式に参加した男性は「高校の時にコロナで修学旅行が中止になりましたがこの集まりはマスクもつけずに開催されてよかったです。責任感のある大人になりたいと思います」と話していました。