来年のえと「たつ」にちなむ魚たち展 福岡市の水族館

タツノオトシゴの仲間や、姿形が竜に似た魚といった来年のえと、「たつ」にちなんだ魚たちの展示会が福岡市の水族館で始まりました。
福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」では、毎年この時期にえとにちなんだ海の生き物を展示しています。
今回は来年のえと「たつ」にちなんでタツノオトシゴの仲間、「クロウミウマ」が館内中央の広場に展示されました。
このほか遠賀川水系のみで生息し、姿形が竜に似た「オンガスジシマドジョウ」や、英語で「マンダリンドラゴネット」と竜にちなんだ名前を持つ「ニシキテグリ」などが紹介されています。
水族館は館内に展示した竜にちなんだ5つの魚をめぐる「五龍巡り」を呼びかけていて、それぞれの魚に特徴にちなんだ解説などが添えられています。
「クロウミウマ」を見た小学6年生の男の子は、「初めて見てとてもかわいいです」と話していました。
「マリンワールド海の中道」の学芸員、鈴木鴻之さんは、「今回の展示のために飼育を始めた魚もいるので、珍しい魚たちと特別な解説を楽しんでほしい」と話していました。
この催しは、1月8日まで予定されています。